食べ過ぎで体が疲れて老化する?

こんにちは。
小顔矯正・疲労回復サロン”みなと”の勝又です。
最近、急激に寒くなりましたね。
「食欲の秋」と呼ばれるこの時期は食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「食べ過ぎによる疲労と老化について書いていきます。
「なぜか疲れやすい」「ついつい食べ過ぎてしまう」という人の対処法になる内容です。
【食べ過ぎで疲れてしまう原因】
 
食事をしただけで疲れてしまうのは、身体が必要とする以上の食事をしている、つまり「食べ過ぎ」なのです。
食べ過ぎでなぜ身体が疲労してしまうのか、それは食事の質や量、食事をする時間や順番と関係があります。
【エネルギーを必要以上に摂ることによる疲労】
 
食べた後に眠くなったり、だるくなったりしませんか。
食べた後に眠くなるのは消化のために血液が胃腸に集まることが理由の一つなのですが、
眠くなりすぎたり、食べただけなのに疲れてしまうという場合は明らかに食べ過ぎなんです。
食べて疲れるというのは、その食事のエネルギーを身体が必要としていなかったことになるんですね。
【胃腸の機能低下や消化不良による疲労】
 
胃に負担のかかるような食事量、食事内容を続けていると、胃腸の働きも悪くなってきます。
食べ過ぎでなくても寝る前に食事をすることで寝ている間も胃が働いてしまうので、
眠って体を休めたつもりでも胃は疲れてしまうんです。
少なくとも眠る2時間以上前には食事を済ませましょう(できれば3時間以上)。
 
 
また、消化不良をおこすと食べ物が胃で十分消化できないまま腸に進んでいきます。
そうすると、腸の中で有害物質が発生し、老廃物がたまりやすくなります。
そのせいで体の疲れや不調が出てしまいます。
【血糖値の急激な変動による疲労】
 
いきなりGI値の高い物を食べたり、炭水化物を摂りすぎていると、血糖値が急激に上がります
するとインスリンが大量に分泌されて、上がった血糖値を必要以上に下げてしまいます
血糖値が下がりすぎると
・イライラする
・思考力の低下
・疲労感、だるくなる
などの症状が出てきます。
甘いものや炭水化物ばかりを食べている方は注意が必要です!
血糖値が乱高下すると「糖化も進んでしまい体が老化してしまいます。
食事はGI値が低くて食物繊維を多く含んだものから順番に食べることで血糖値の急激な上昇を避けることができますよ
GI値の低い食品例:寒天、ひじき、ほうれん草など
GI値の高い食品例:食パン、白米、うどんなど基本的に「炭水化物&白い食べ物」やニンジン、じゃがいも、かぼちゃなど一部の野菜(野菜は基本的にはGI値が低いですが高いのもあります)。
また、朝食に牛乳を飲むことで1日を通じて血糖値が上がりにくいと言われています。
特に朝食にシリアルを食べる人は牛乳をかけて食べる(それか食前に飲む)と良いかもしれません。
【食事内容によって胃腸が疲労】
 
疲れてるからとスタミナのつくと言われているものを食べようとすると、逆効果になる場合もあります。
例えば、うなぎや焼き肉などばかり食べていると、消化に時間がかかるので、胃腸を疲れさせる原因になるんです。
ちなみに焼き肉(牛肉)の栄養バランスは、脂質がかなりの割合を占めています。
部位にもよりますが、バラやサーロインは脂質が多めです。
高カロリーかつ脂質過多なので、消化に時間がかかり、内臓は疲弊します。
摂りすぎれば消化不良を起こす可能性もあります。
肉を食べるなら、低脂質で疲労回復効果の高い成分、「イミダペプチド」が豊富な鶏の胸肉がおすすめです。
イミダペプチドは鶏の胸肉なら100g、カツオならば150gを食べれば疲労回復(特に脳疲労回復)に有効な量を摂取できると言われています。
【活性酸素による疲労】 
活性酸素が体内に発生することでも体は疲れたり、老化が進んでしまいます。
発生原因としては古い油や食品添加物の多い加工食品の摂り過ぎ、
飲酒や喫煙、ストレスなどの要因のほか、外的要因として排気ガスなど様々です。
加工食品は「がん」や「糖尿病」などの重大な病気にもつながりやすいと言われていますので、食べ過ぎには特に注意ですね。
【ストレスによって食べ過ぎてしまう】
 
自分では気付かないうちに食べ過ぎで内臓疲労を起こしている人は意外と多いものです。
しかし、日常的にストレスや不安、緊張を感じていると、
体がエネルギーを必要としていると脳が勘違いしてしまい、食べ過ぎてしまう可能性があります。
なぜなら、脳は身体が1日に使うエネルギーのうち、およそ20%を消費するからです。
成人女性の場合だと、1日に使うエネルギーが約2,000kcalとすると約400kcalが脳で消費されます。
かなり多くの割合を占めていますね。
ただでさえ多くのエネルギーを必要としているのに、ずっと考え事をしていたり、ストレスを感じてしまうと、どうしても「甘いもの」が欲しくなって、ついつい間食してしまいます。
空腹時に甘いものを食べると血糖値が急上昇してしまいます。
食べると一瞬元気になりますが、直後には血糖値が急降下し、体のだるさを感じます。
昔は「疲れたら甘いものを食べる」というのが普通と考えられていましたが、逆に疲れてしまうんです。
血糖値を急激に上げないためにも食べる順番を気にしてみてくださいね。
また、ストレスを感じていると「摂食中枢」と「満腹中枢」に影響が出て、
食欲を抑えられなくなり、実際に身体が必要とする以上の食事量をとってしまうこともあります。
しかし食事制限をすると、人によってはそれがストレスになって、更に食べ過ぎてしまう可能性も。
そんな時には無理して食べるのを我慢するのではなく、
ストレスを解消する方法から考えなくてはいけませんし、食事の方法そのものを見直していく必要があるのです。
ストレスは万病の元とはよく言ったものですね。
趣味でストレスを解消したり、マッサージを受けたりと人によって解消方法は様々です。
すぐに疲れてしまう人は、まずはストレスを解消するのが第一優先かなと思います。
それから胃に負担をかけ過ぎない食事にしたり、食べる順番とかを工夫してみてくださいね。
今日はいつもより長くなってしまいました。

 

それではまた(*^^)/

 

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